滋賀は、関西旅行でスルーされがちな県。

京都のすぐ隣にあるのに「わざわざ滋賀に行く理由」が思い浮かばん人が多い。でも、琵琶湖テラスから見る景色は本当にすごいし、彦根城は現存天守の中でも屈指の美しさやし、近江八幡の水郷は京都にはない静けさがある。

しかも京都駅から電車で20分。「京都の隣にこんな場所があったんか」と驚くスポットが多い。

この記事では、滋賀の5大スポットと穴場を紹介する。

琵琶湖の風景

滋賀の主要スポット比較

スポット料金所要時間京都からの時間特徴
琵琶湖テラスロープウェイ3,500円2〜3時間約50分(電車+バス)標高1,100mから琵琶湖を一望
彦根城800円1〜1.5時間JR約50分国宝五城のひとつ。ひこにゃん
近江八幡無料(施設別)2〜3時間JR約35分水郷めぐり&ラ コリーナ
比叡山延暦寺1,000円2〜3時間約60分(電車+ケーブル)天台宗の総本山。世界遺産
長浜無料(施設別)2〜3時間JR約80分黒壁スクエア。ガラスの街
白鬚神社無料30分約60分(電車+タクシー)琵琶湖に浮かぶ鳥居

��琶湖テラス — 標高1,100mの絶景

琵琶湖テラスは、びわ湖バレイのロープウェイで山頂に上がった先にある展望テラス。

正直に言うと、ロープウェイ代3,500円は安くない。でも、山頂から見下ろす琵琶湖の景色はそれだけの価値がある。天気がいい日は、琵琶湖の対岸まで見渡せて、湖面に雲の影が落ちる様子がすごくきれい。

項目詳細
ロープウェイ料金大人3,500円(往復)、子供1,500円
営業期間4月〜11月(冬季はスキー場)
所要時間ロープウェイ5分 + テラス滞在1〜2時間
テラスカフェドリンク500〜800円。席の予約不可(並ぶ)

混雑回避: 土日の10〜14時はロープウェイに30分以上並ぶ。平日か、開園直後(9:30)を狙うべき。テラスカフェの席はインフィニティソファが人気で、これも30分待ちになることがある。

アクセス

JR京都駅 → JR湖西線で志賀駅(約25分、330円) → バスでびわ湖バレイ(約10分、330円)。バスの本数が少ないから、江若交通の時刻表を事前に確認しておくこと。

彦根城 — 国宝の天守とひこにゃん

彦根城は、江戸時代の天守が現存する「国宝五城」のひとつ(姫路城・松本城・犬山城・松江城と並ぶ)。

天守は小ぶりだけど、破風(はふ)の装飾が凝ってて、「小さくて美しい城」という表現がぴったり。琵琶湖を見渡せるロケーションも最高。

項目詳細
入場料大人800円、小中学生200円
営業時間8:30〜17:00
所要時間天守+玄宮園で約1〜1.5時間
ひこにゃん登場毎日3回(10:30、13:30、15:00)※場所は日替わり

ひこにゃんは彦根城のマスコットキャラクターで、ゆるキャラブームの火付け役。毎日3回、城内のどこかに出現して、パフォーマンスしてくれる。登場スケジュールは彦根市公式サイトで確認できる。

彦根城下町・夢京橋キャッスルロード

彦根城の南側にある城下町風の商店街。近江牛のコロッケ(300円)、近江牛の握り(500円前後)、赤こんにゃくなどの食べ歩きグルメが充実。

近江八幡 — 水郷とラ コリーナ

琵琶湖畔のサイクリングロード

近江八幡は琵琶湖の東岸にある歴史ある商人の町。八幡堀(はちまんぼり)の石垣と白壁の蔵が並ぶ風景は、時代劇のロケ地としても使われてる。

近江八幡のスポット

スポット料金所要時間特徴
八幡堀散策無料30分石垣と蔵が並ぶ運河沿いの散歩道
水郷めぐり2,200円約60分ヨシ原の中を手漕ぎ船で巡る
ラ コリーナ近江八幡無料(買い物別)1〜1.5時間たねやグループの旗艦店。建築が圧巻
旧ヴォーリズ邸400円30分近江八幡を愛した建築家の旧邸

ラ コリーナ近江八幡

ラ コリー���は、和菓子のたねや・洋菓子のクラブハリエの旗艦店。建築家・藤森照信が設計した「屋根に芝生が生えてる」建物がSNSで話題になった。

焼きたてのバームクーヘン(お持ち帰り用432円〜、イートイン1個240円前後)が人気で、休日は行列。でも並ぶ価値はある。焼きたては外がカリッとしてて、普通のバームクーヘンと全然違う。

建物と庭園が作品として完成してるから、バームクーヘンを食べなくても、散歩するだけで楽しい。

比叡山延���寺 — 天台宗の総本山

比叡山延暦寺は、最澄が788年に開いた天台宗の総本山。法然、親鸞、道元、日蓮など、日本仏教の主要な開祖がここで学んだ。「日本仏教の母山」と呼ばれる。

エリア拝観料所要時間主な見どころ
東塔(とうどう)1,000円(共通券)1〜1.5時間根本中堂(国宝)、不滅の法灯
西塔(さいとう)共通券に含む30分釈迦堂、にない堂
横川(よかわ)共通券に含む30分横川中堂、元三大師堂

根本中堂の「不滅の法灯」は、1,200年間一度も消えたことがない灯火。これだけでも見る価値がある。

アクセス

京都側からと滋賀側から、2つのルートがある。

ルート料金時間メモ
京都(八瀬)→ケーブル→ロープウェイ片道1,080円約30分叡山電鉄八瀬比叡山口駅から
滋賀(坂本)→ケーブル片道870円約11分JR比叡山坂本駅から徒歩10分+ケーブル
比叡山ドライブウェイ通行料1,800円〜山頂に駐車場あり
比叡山1dayチケット3,500円京阪電車+ケーブル+バス+拝観料込み

比叡山1dayチケット(3,500円)がお得。通常、拝観料1,000円+ケーブル往復2,160円+電車代で4,000円以上かかるところが、全部込みで3,500円。

穴場:白鬚神社

白鬚神社は、琵琶湖に浮かぶ大鳥居で有名。「近江の厳島」と呼ばれてて、朝日が鳥居の向こうから昇る写真が有名。

JR近江高島駅から徒歩30分(またはタクシー5分)。国道沿いにあるから車の方が便利だけど、国道を渡って鳥居の近くに行くのは危険なので絶対にやめること(横断禁止)。道路の歩道から撮影するのがルール。

アクセスまとめ

目的地出発地ルート料金時間
大津京都JR琵琶湖線200円約10分
近江八幡京都JR琵琶湖線 新快速680円約35分
彦根京都JR琵琶湖線 新快速1,170円約50分
彦根大阪JR新快速1,980円約80分
琵琶湖テラス京都JR湖西線+バス660円+ロープウェイ約50分
比叡山京都叡山電鉄+ケーブル1,080円〜約60分
長浜京都JR琵琶湖線 新快速1,340円約70分

モデルコース

日帰りA:近江八幡&ラ コリーナ

9:00 京都駅 → JR新快速で近江八幡(35分) 9:40 近江鉄道バスでラ コリーナへ(10分) 10:00 ラ コリーナで焼きたてバームクーヘン&散策(1.5時間) 11:30 バスで近江八幡市街へ → 八幡堀散策(1時間) 12:30 ランチ(近江牛のコロッケ or 近江牛丼) 13:30 水郷めぐり(1時間) 14:30 帰路

予算: 交通費1,360円 + 水郷2,200円 + 食事1,500円 + おやつ500円 = 約5,560円

日帰りB:彦根城&長浜

9:00 京都駅 → JR新快速で彦根(50分) 9:50 彦根城(1.5時間、���こにゃん10:30の回) 11:20 夢京橋キャッスルロードで食べ歩きランチ(1時間) 12:20 JRで長浜へ(約15分) 12:40 黒壁スクエア散策&ガラス館見学(2時間) 14:40 帰路

予算: 交通費2,500円前後 + 彦根城800円 + 食事1,500円 = 約4,800円

よくある質問

滋賀は京都からの日帰りで十分?

主要スポット1〜2か所なら日帰りで十分。ただし、琵琶湖テラスと彦根城を同じ日に回るのは方角が逆(テラスは西岸、彦根は東岸北部)なのでおすすめしない。

琵琶湖で泳げる?

夏季(7〜8月)は湖水浴場がいくつかオープンする。近江舞子が有名。水質は良好で、透明度が高い。ただし、湖だから波は穏やか。海のダイナミックさはない。

滋賀のグルメは何がある?

近江牛(日本三大和牛のひとつ)がダントツ。彦根〜近江八幡あたりに近江牛の店が多い。他には、鮒寿司(琵琶湖の伝統食。好みが極端に分かれる)、サラダパン(つるやパンのロングセラー。マヨネーズで和えたたくあんが入ってる。見た目はアレだけど旨い)。

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