2026年の関西は花火のスケジュールが例年とは少し違う。淀川花火大会は万博の影響で引き続き10月の秋開催。一方、びわ湖大花火大会は第40回記念で例年以上の規模が期待される。
2026年 関西花火大会カレンダー
| 日程 | 大会名 | 府県 | 打ち上げ数 | 会場 |
|---|---|---|---|---|
| 4/12 | りんくう花火2026 | 大阪 | 未公表 | りんくう公園 |
| 5/5 | 奈良・五條市花火大会 | 奈良 | — | 吉野川河川敷 |
| 7/25 | 天神祭奉納花火 | 大阪 | 約3,000発 | 大川沿い(天満宮周辺) |
| 7/25 | 和歌山港まつり花火 | 和歌山 | — | 和歌山港 |
| 7/31 | 桜井市花火大会 | 奈良 | 約2,000発 | — |
| 8/6 | びわ湖大花火大会(第40回) | 滋賀 | 約10,000発 | 琵琶湖畔(大津) |
| 秋頃 | みなとHANABI | 兵庫 | 分散型 | 神戸港 |
| 10/17 | なにわ淀川花火大会 | 大阪 | 約20,000発 | 淀川河川敷 |
※PL花火芸術は2020年以降6年連続で中止。2026年の開催も未発表。
太字が関西三大花火。
注目の3大会
天神祭奉納花火(7月25日)
日本三大祭のひとつ、天神祭のフィナーレを飾る花火。約1,000年の歴史を持つ祭りで、大川を行き交う100隻以上の船渡御と花火の競演は大阪の夏の代名詞。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日程 | 2026年7月25日(金) |
| 時間 | 19:30〜21:00(約90分) |
| 打ち上げ数 | 約3,000発 |
| 会場 | 大川沿い(天満橋〜桜宮橋) |
| アクセス | JR桜ノ宮駅、京阪天満橋駅 |
| 来場者数 | 約130万人 |
ラスト5分の大スターマインは約1,000発を一気に打ち上げる。船渡御を見るなら天満橋〜大川沿い、花火だけ見るなら桜宮橋〜OAP付近が見やすい。
穴場スポット: 都島橋付近(JR桜ノ宮駅から徒歩5分)は、メインエリアから少し外れるだけで混雑が緩和される。また、OAPタワー前の広場は視界が開けており、花火の全景が見える。天満橋方面は船渡御の見物客と花火客が重なるため、身動きが取れなくなるケースが多い。
注意点: 天神祭は「花火大会」というよりは「祭りの一部として花火がある」行事。花火だけを目的に行くと、祭りの熱気と人混みに圧倒される可能性がある。130万人という来場者数は、淀川花火大会の50万人を大きく上回る。
びわ湖大花火大会(8月6日)
2026年は第40回記念大会。西日本有数の約10,000発が琵琶湖の湖面に映る光景は、他の花火大会では見られない。水中花火と噴水ライトアップの組み合わせが名物。湖面に花火が反射するため、実質的には打ち上げ数以上の視覚効果がある。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日程 | 2026年8月6日(木) |
| 時間 | 19:30〜20:30 |
| 打ち上げ数 | 約10,000発 |
| 会場 | 琵琶湖畔(大津市) |
| アクセス | JR大津駅、京阪浜大津駅 |
| チケット | 有料エリアあり(5月23日一般発売) |
大阪からJR新快速で大津駅まで約40分。平日開催(木曜)のため、土日の花火大会より混雑が少ない可能性がある。
有料席情報: 有料観覧席は例年4,000円〜8,000円程度。2026年の第40回記念大会では特別席の設定がある可能性もある。一般発売は5月23日予定。琵琶湖ホテルや大津プリンスホテル等の湖岸ホテルでは「花火鑑賞プラン(ディナー付き)」を提供しており、15,000円〜30,000円程度。
穴場スポット: 大津港付近の無料エリアは早朝から場所取りが始まるため、穴場とは言えない。比較的空いているのは矢橋帰帆島公園(草津市)や、対岸の堅田方面。距離はあるが、琵琶湖は遮蔽物がないため視界は良好。
なにわ淀川花火大会(10月17日)
関西最大級、約20,000発。梅田のビル群をバックにした都市型花火は迫力が段違い。2025年に続き秋開催が定着。10月開催のため、夏の猛暑を避けられる反面、防寒対策が必要になる。
チケット価格はパノラマシート5,000円〜納涼船27,000円まで幅広い。毎年完売するため、発売日(例年7〜8月)に購入する必要がある。
詳細は淀川花火大会2026完全ガイドで解説済み。
みなとHANABI — 神戸の花火(秋頃)
従来の「みなとこうべ海上花火大会」から名称を変更し、分散型の開催形式に移行。メリケンパーク・ハーバーランド周辺が主な観覧エリア。打ち上げ規模は分散型のため一度に大量の花火が上がるわけではないが、神戸の夜景と組み合わさった演出が特徴。
大阪からJR新快速で三ノ宮駅まで約20分。混雑度は関西の大規模花火大会と比較すると低く、比較的ゆったり鑑賞できる。大阪の夜景スポット10選で紹介している夜景と合わせて、神戸の夜景も楽しめる。
PL花火芸術について
かつては約20,000発で日本最大級の花火大会として知られていた。しかし2020年の新型コロナ以降、6年連続で中止が続いている。2026年の開催も未発表の状態。主催のPL教団が開催を正式に発表するまでは、予定に入れないほうが無難。もし復活すれば、淀川花火大会と並ぶ関西最大級の花火大会となる。
穴場度・混雑度の比較
| 大会名 | 混雑度 | 穴場度 | コメント |
|---|---|---|---|
| 天神祭 | 激混み | 低い | 130万人。大川沿いは身動き取れない |
| びわ湖大花火 | 混雑 | 中程度 | 平日開催なら比較的マシ |
| 淀川花火 | 激混み | 中程度 | 穴場5選を参照 |
| りんくう花火 | 少ない | 高い | 春開催で認知度が低い |
| みなとHANABI | 少ない | 高い | 分散型なので人が散る |
花火大会の選び方 — 何を重視するかで行き先が変わる
関西には大小合わせて年間数十の花火大会がある。全部行くのは現実的ではないため、自分の優先順位に合った大会を選ぶのが満足度を上げるポイント。
規模・迫力で選ぶ
打ち上げ数で比較すると、淀川花火大会(約20,000発)が最大。次いでびわ湖大花火大会(約10,000発)。ただし打ち上げ数だけでは迫力は測れない。びわ湖大花火は湖面反射と水中花火があるため、数字以上のスケール感がある。天神祭は約3,000発と少ないが、船渡御との組み合わせは他にない体験。
アクセスの良さで選ぶ
大阪市内在住なら淀川花火と天神祭が最もアクセスが良い。びわ湖大花火はJR新快速で大津まで約40分と近いが、帰りの混雑がネック。りんくう花火は関西空港近くのため、南大阪・和歌山方面からは行きやすい。
混雑を避けたい
りんくう花火(4月・泉佐野)とみなとHANABI(秋・神戸)が最も空いている。平日開催のびわ湖大花火(2026年は木曜)も、土日開催の大会と比べれば混雑は控えめ。逆に天神祭(130万人)と淀川花火(50万人超)は覚悟が必要。
有料席の有無で選ぶ
| 大会 | 有料席 | 価格帯 | 予約難易度 |
|---|---|---|---|
| 天神祭 | あり | 5,000円〜 | 高い(即完売) |
| びわ湖大花火 | あり | 4,000〜8,000円 | 中程度 |
| 淀川花火 | あり | 5,000〜27,000円 | 高い(毎年完売) |
| りんくう花火 | あり | 要確認 | 低い |
| みなとHANABI | 未定 | — | — |
有料席を確保できれば場所取りの苦労がなくなるが、人気大会は発売日に即完売する。チケット争奪戦に参加する覚悟がない場合は、りんくう花火やみなとHANABIのような中規模大会を狙うのが合理的。
子連れ・家族で行く場合
混雑が激しい天神祭と淀川花火は、小さい子供を連れて行くにはハードルが高い。りんくう花火は公園内で開催されるため、子供が走り回れるスペースがある。びわ湖大花火は平日開催のため学校がある点がネックだが、混雑は比較的マシ。淀川花火に子連れで行く場合は、有料席の確保が事実上の必須条件になる。
花火大会の持ち物チェックリスト
| アイテム | 夏の花火(7-8月) | 秋の花火(10月) |
|---|---|---|
| レジャーシート | 必須 | 必須 |
| 上着 | 不要 | 必須(河川敷は冷える) |
| 扇子・うちわ | 必須 | 不要 |
| 虫除けスプレー | 必須 | ほぼ不要 |
| モバイルバッテリー | 必須 | 必須 |
| 現金(屋台用) | 必須 | 必須 |
| ゴミ袋 | 必須 | 必須 |
| タオル | 汗拭き用 | 不要 |
| ブランケット | 不要 | あると快適 |
月別の服装は関西の月別気温・服装ガイドを参照。
Frequently Asked Questions
関西で一番規模が大きい花火大会は?
打ち上げ数では淀川花火大会(約20,000発)が最大。次いでびわ湖大花火大会(約10,000発)、天神祭奉納花火(約3,000発)。ただし規模感は打ち上げ数だけでは決まらない。びわ湖大花火は湖面反射と水中花火があり、体感的なスケールは打ち上げ数以上。天神祭は花火単体では小規模だが、船渡御100隻以上との競演は日本でここだけ。
子連れで行きやすい花火大会はどれ?
りんくう花火(4月・泉佐野)が最も子連れに向いている。りんくう公園内で開催されるため、広い芝生スペースがあり、子供が多少動き回っても問題ない。混雑も少ない。次点はびわ湖大花火大会で、平日開催のため土日ほどの人出にはならない。天神祭(130万人)と淀川花火(50万人超)は子連れだと体力的に厳しいケースが多い。淀川花火に子連れで行くなら有料席の確保が事実上の必須条件。
無料で見やすい花火大会は?
りんくう花火は公園の広いエリアから無料で見られる。みなとHANABI(神戸)も分散型のため無料で見やすい。淀川花火は有料エリア外の河川敷から無料で見られるが、良い場所を確保するには15時頃までに到着する必要がある。天神祭は無料エリアが狭く、有料席なしだと花火が見えにくい場所に押し込まれる。淀川花火大会の穴場スポットでは、無料で見られる具体的な場所を7か所紹介している。
2026年のPL花火はやる?
未発表。PL花火芸術は2020年の新型コロナ以降、6年連続で中止している。かつては約20,000発で日本最大級だったが、近年は開催の見通しが立っていない。主催のPL教団から正式発表があるまでは、予定に入れないほうが現実的。
大阪から行ける花火大会の中で混雑が少ないのは?
りんくう花火(4月・泉佐野)とみなとHANABI(秋・神戸)が比較的空いている。平日開催のびわ湖大花火大会も狙い目。逆に天神祭(130万人)は関西で最も混雑する花火イベントで、大川沿いは身動きが取れなくなる。関西の夏フェス2026ガイドでは、花火以外の夏イベントも含めた混雑比較を掲載している。
雨天の場合はどうなる?
大会によって対応が異なる。淀川花火大会は小雨決行・荒天中止(翌週延期なし)。天神祭の花火は祭り自体が雨天決行のため、花火も基本的には実施される。びわ湖大花火大会は荒天時に延期(翌日または翌週)の実績がある。いずれの大会も当日朝に公式サイトで実施可否が発表される。
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