①開設者様の頑張りに協力する為にも、こちらにもレビューを書こうと思う。
https://x.com/EXPO2025volunte/status/1909225461751886140
↑には、酔った勢いでかなり毒を吐いたが、ここは万博ファンの集まる場ということを勘案し、読んでもから行っても楽しめるように書くつもりだ。ただネタバレに近いことも書くので、見たくない方は②を飛ばして③を読んでほしい。
以下本文
「いのちのあかし」には、4/5の午後に当日空き予約で入った。予約時間10分前に到着するもパピリオン前でさらに10分待つ。
以下、【ネタバレ注意】
②待っている間にQRコードを見せて写真のカードをもらう。その後2階の教室に誘導され、スタッフから「カードの裏面に何か(聞いたけど忘れた)書いてある人が7人(だったかな?)くらいいるので来て下さい。」と呼ばれ、対象者が集められる。私は違ったのでそのまま待機。後で説明があったが、集められた人の中から登壇者を選んで、レクチャーをしているらしい。
待機の間、3分くらい?のモニターが上映されるもスタッフがモニター上映にも手こずっている。その間に、廃校舎を移築した目的や経緯、銀杏の木を枝一本折らずに福知山から運んだ話、その苦労、ここに照明を配置した意味、河瀬直美さんの言葉とサインが書かれている場所等がスタッフにより語られる。それが終わってもまだ待機時間は続き、長く立ちっぱなしで足が疲れる。みんな歩き疲れている午後の時間だったこともあり、椅子もないので周りには辛そうな高齢者が多数。我慢して立っている高齢者をよそに、空気を読まない私はウンコ座りにしゃがみ込んで待つ。すると私を真似てしゃがみ込む男性がチラホラ。こういう時に女性は気の毒・・・高齢者用に椅子くらい置けば良いのに・・・。2階に上がってから体感20~30分くらい?でシアターに案内される。
シアターでは、いきなり20代くらいの若い女性がスクリーンにアップで映る。登壇者は背中越しで顔があまり見えないが、見るからに若い女性である。スクリーンの女性が、登壇者に向かって照れながら「初めて自転車に乗れた時の事、覚えてる?」って・・・初対面なのにいきなりタメ口である(笑)。ものすごい違和感だが、ここに何か河瀬さんの意図を感じる。
その後は二人の対話(私には会話に聞こえたが)が延々続き、あるタイミングで急にイスラエルとパレスチナの女性の話の上映に切り替わる。
・・・と書きすぎた、これ以上書くとさすがにネタバレがひどいので止めておく
【ネタバレ終了】
③上映が終わると、最後に別棟の来場者同志が歓談する場に誘導された。ただ、Xの方のも書いたが、ここで何をすることが期待されているのかのアナウンスが乏しく、休憩してさっさと帰る人が多かった。これは河瀬さんの意図が上手く汲み取れず、不完全燃焼で帰ったかもしれない。この辺が改善されないと、ハズレ感がひどいことになると思う。
これは私の主観だが、スタッフのスキルもまだまだで、「会話ではない対話」についてもっと共感できるようにしてほしい。ここに設置されている「香りを使った共感体験」という機械をうまく活用し、来場者同志での「対話」が上手くできるようになれば。万博最高の目玉パビリオンに化ける可能性があると考えている。万博のテーマに沿った大変面白いパビリオンなんだが、今のままでは正直もったいない。
④以上が内容についてだが、以下は評価を書く。
ネット上には松潤が対話者に登場した等の情報もあり、河瀬さんの人脈なら「さもありなん」といったところか。このへんも勘案して評価するなら、テストランでの評価は10点満点中2点。ただ、対話者、登壇者、スタッフのスキルアップ、河瀨さん本人の登場により、10点以上、人によっては100点にも化ける可能性を秘めている、ギャンブルのようなパビリオンである。今回、私はハズレを引いたらしい(笑)
ただ、会期後半になればスタッフのスキルアップも期待できるので、点数の底上げが予想される。よって、みなさんには会期後半に行くことをお勧めする。また、リワードプログラム等で確認し、河瀬さん本人の来場が期待できる日を狙うのも良いだろう。そして、開幕日の4/13は、宣伝効果を狙って河瀬さんや俳優さんの登場が期待できるので、開幕日は大当たりを引く最大のチャンスだと私の相場師の勘が予想している。これ読んだ方、開幕日にギャンブルは如何ですか(笑)
追記、他でも書いたが、シグネチャーパビリオンはプロデューサーの色がモロに出るので、プロデューサーが過去に出された制作物をネット等で調べてみて、自分の好みに合わないと感じるならスルーが良いと考える。