いのちの未来　石黒浩

基本情報

技術と融合することにより、いのちの可能性を拡げる

70年大阪万博から50年を経て、生きたい「いのち」を
自ら設計することが人類の未来ではないだろうか
技術が支え技術が設計する「いのち」
技術（ロボット）に宿る「いのち」

画像・基本情報の引用元：EXPO 2025　大阪・関西万博公式Webサイト

いのちの未来そのもの

単なるよくできたロボットを見るパビリオンではない。大人がいのちの未来を真剣に考えさせられる展示に感動した。

アンドロイドに物語を持たせる

少女と祖母の物語は大変感動的で、見ていて泣いてしまう人が多いのも納得。

本来、アンドロイドとは全く関係ない物語を絡めているところが，うまいなと思いました。

ただアンドロイドを展示するだけでは、きっと退屈なパビリオンになったのではと思います。

アンドロイドの方は，まだ「本物みたい！」と思うには技術が追いついていないのかなあという印象ですが、ご本人がアンドロイドに寄せていっているように見える石黒先生はちょっとずる面白いです。

りん

アンドロイドと話したかった

良いんだけど歯切れが悪かった。。。

・ツアー型のシアターパビリオン

・専用のイアホンを持たされて集団で巡る

・ドラマ仕立てで女の子とおばあちゃんの話を見ていく。機械の体に記憶をうつして生きていく選択をするかどうか？という話。

・アンドロイドは意図的に感情が若干わざとらしい演技になっていて、不気味な感じを演出していた。

・結末も歯切れが悪く、大人ほど暗い気持ちになるパビリオン。娯楽目当てでは行かない方がいいかも。

・最後の1000年後の未来はひたすら不気味でもはやこいつらがなにを考えて何をするために動いて生きているのか演出意図が分からなかった。おそらくそういう演出。

・賛否がありそうなパビリオンだったが、個人的に投げっぱなしでなんとも言えない中途半端な感じがしました。

途中に鑑賞している我々はひょっとしてアンドロイドなのではないか？という女の子側の反応があるけど、そこをもっと膨らませてくるのかと思ったら特に触れられないまま終わってしまった。我々はどういう体裁で鑑賞しているのか？をもっとはっきりさせたほうが同じテーマでも体感が違ったと思う。

我々は1000年後のアンドロイドで、展示で見てきたのはすべて生前の記憶の夢だった、とか、我々はおばあちゃんのテストケースを見せられている受診者で最後に自分自身に『機械の体で生きるを選ぶか、静かな死を選ぶか？』を答えさせる問いがあるとか。

このテーマならそれくらいやっても良かったと思う。

ワワ

さすがシグネチャーパビリオン

プロデューサーの思想が込められているという意味で、シグネチャーパビリオンらしさ全開の展示。ハマらない人でも考えさせられてしまうのでは。機械人間(アンドロイド)は生命(いのち)と言えるのか？そこに愛はあるんか？

すばる

予想と異なるパビリオン

入館前は，アンドロイドの展示会のようなものと思っていました。

しかし，館内の上りエレベーター壁面に飾られている写真から，世界観とストーリーに気付かされます。

「いのちの未来」というパビリオン名の意味を考えさせられました。余韻が残り思考が広がります。

パビリオン入館2日後に投稿していますが，今も命と将来について考えています。

トミー

前情報なしで体験するのが良い

ディバイスは時々通信状況が悪いものがあるようで、娘は途中から音声が出なくなりました。

スタッフの方に声をかけて、すぐに新しい物に交換して頂きました。

イヤホンは子どもの耳でもかけられました。

ただ少し過敏がある私は落ち着かず、押さえながら解説を聞きました。

アンドロイドを命と捉える未来、自分はどんな選択をするのだろうか？と考えさせられる内容でした。

途中の映像で感動ポルノ？って最初は思っていましたが、進むにつれ考えを深めて落とし込める感覚がありました。

私はとても好きなパビリオンです。

出てから息子から「お母さんはアンドロイドを選択する？」と問われ、「しないかな？今を生きてる人に命を渡したいから」と答えました。

そんな会話をさせてくれた機会に感謝すらしています。

是非大切な人と訪れてみて下さい。

超個人的にイヤホンじゃなかったら、星５でしたw

イッキュウサン

死んだあとも、生き続けたいと思いますか？

アンドロイドに案内されて始まる、未来世界のものがたり。

「死後もアンドロイドとして生き続けるか？」という選択。

ストーリー自体はシンプルだけれど、その問いの重さと、想像の先にある未来像が、じわじわと心に残っていく。

映像や空間の演出も静かに語りかけてくるようで、アンドロイドたちがそこに“存在している”ことが、ごく自然に感じられた。

最後にたどり着く“1000年後の世界”は、神聖さすら帯びた静けさで、ただ立ち尽くすほかなかった。

他のどのパビリオンとも違う。

「答えのない問いと向き合う時間」だった。

ぼく

これぞ万博

静かな会場で首掛け骨伝導イヤホンに耳を傾けながら、プロローグから結末までの間部屋を移動しながら進んでいく展示でした。魅せ方が非常に上手くて自然に集中し没入させてくれます。

やりたいこと、伝えたい事が明確に伝わってくる良いパビリオンで、最後の石黒さんからのメッセージには強い意志を感じました。

ストーリーに対しては夫婦でも意見が分かれた為、会場を後にしてから色々議論が出来て楽しく、参加出来た事が光栄でした。

個人的には一番良かったパビリオンです。これぞ万博。万博でなくてはこの内容の展示は難しい気がする。

あとスタッフさんが年齢40-50歳位中心でかなりイベント慣れしている方々が揃っている印象で手際がめちゃめちゃ良く、気持ちよく展示に迎えたのも良かったです。

満足

深く考えさせられる

カタチとは？記憶とは？意識とは？生きるとは、個人で完結する営みではなく、誰かと一緒に共有する体験であるとか考えさせられる貴重な時間

jack

ラストは神秘的

自分の子や姪が行き着く未来なのかと思いながら見ました。

切なく考えさせられる、とても心に残るパビリオンでした。

アンドロイド達の独特の表情に見いってしまいました。

ラストのアンドロイド達はすごく神秘的で、瞳に吸い込まれそうな感覚でした。

最後までまばたきできないような、引き込まれる演出でした。

外に出てからも悲しいような切ないような、愛について考えさせられるような…

少し怖さもあって…不思議な感覚でした。

キャンセル待ちでの参加でしたが、本当に見られて良かったと思いました。

かお

思ってたのと違う。

アンドロイドロボットの凄さを見せられて、「ロボットすげー！」な感じと思っていたけど、ちゃんとストーリーがあって、思わず惹き込まれた。

自分たちの老後、子供たちの未来、どんな世界になっているのか、色々考えさせられた。

中に入ったら漂っていた香りのお香がちゃっかり出口の売店に売ってて思わず買いそうになったw

まさやん

気持ちよく観覧するために

キャンセル待ちから、ほぼ並ばずの観覧ができました。運営の工夫もあり楽しめる要素はたくさんありました

一点残念だったのはマツコのところでみんなそばで見たり写真撮ったりしたいと思うのに一家族がずっと張り付いて立っていていい写真が撮れなかったことです。

あそこで案内の人間が譲り合うような声がけいただけたらと思いました。

パビリオン全体はとても満足いくものでした。

ジロ

いのちとは

主な展示は3つ

・アンドロイドの歴史

・アンドロイドと人間のドラマ

・アンドロイドのーーー

何を持って命を定義するのか。意思を持った人工生命は命足りえないのか？といったSFで百万回描かれたテーマを音声ガイドと豪華なセットで新鮮に体験する場所です。

音声ガイドのおかげで聞き取りやすく、考えさせられる展示でした。

特にゲーマーは最後の展示で「新宿」「地獄阿波踊り」のようなワードが想起されると思います。

ただ、開幕2日目では「万博新宿」で検索しても誰も呟いていませんでした。

クロム

だれが見ても万博らしい展示

予約して来訪

スタッフが少なく、アンドロイドが案内する世界観が良かった

いのちの未来という館名が示す通り、誰もが直感的な理解しやすいアンドロイドという未来っぽさを存分に味わえた

おばあちゃんのストーリーは人によっては感動するのかも知れないが、ある種生命の諦めのようなものも感じて、いのちについて考えさせるという、今回の万博の趣旨にもあうと思う

アンドロイド勢揃いのクライマックスは楽しかった。ここでマツコがくるのかと笑

最後の最後は怖かった。悪夢を見そうです。

案内のイヤホンが痛いのと、予約してもかなり待ち時間があったのが気になるが、内容としては人に勧めたい

ポセイ丼

位置取りは失敗しやすい

最初から最後まで一貫したシナリオのある映像を見ていく

普通に死ぬか記憶を引き継いでアンドロイドになるか選べる2075年の世界を中心に部屋の全てがスクリーンになるので引いてみるスタイルだとしんどい気がする

さりげに座席のそばにアンドロイドがいたりする演出は良かった

全員分の座席がある箇所もよかった

骨伝導イヤホン初めてだったけど鮮明に…次の部屋に移動してください…が聞こえるのすごい

ろぼ

2回目行ってみた

1回目の時うるっときちゃったwけど、2回目行くとこんなとこに？みたいな伏線あってびっくりw1回目は素通りしちゃうよ。

パビリオンのメッセージはわかりやすいし楽しめる。

AKI

ストーリー性

ウパマル

すごいのは外見だけじゃない

ロボット工学者プロデュースで、万博のテーマであるいのちに完璧にマッチ。普段見られないロボットたちを見ながら、考えさせられる展示です。

骨伝導イヤホンの説明の際、水の流れる音が大きくて、スタッフの方が一生懸命声を張っていらしたのが可哀想でした。

マツコのアンドロイドがシャッターチャンスです。

4.30

冗長…

人に似せたタイプのアンドロイドは万博以外で見たことがあったので、新しさは感じなかった。ラストの三体出てくるあれは新しいけど、演出がちょっと冗長だった。

アンドロイドそのものよりも、ドラマ映像みたいなのを見せられる時間が長かった。このドラマが全く好みでなく、湿っぽくて、いわるゆ感動ポルノみたいに思えた。子供が死とか技術について考えるきっかけにはなると思う。しかし実際に高齢者が見ると、まだアンドロイドの技術なんてないのにこんなもの見せられても…自分は死ぬだけだ、と思う。

かじこ

大問題作

パビリオンの滞在時間は1時間とかなり長いです。

アンドロイドが発達した未来において、いのちはどうあるだろうか？という問いを投げかけてくるパビリオンです。

最後の部屋の未来の人間の姿は冒涜的で、恐ろしく、美しくありました。演出としてはとても面白いものだったと思います。

一方で、ストーリーに自分は懐疑的です。いのちの在り方を選べる未来を肯定していますが、人間は自分の死に時を選択できるようにはできていません。

個人的にストーリーは好きでは無いのですが、人の心を揺さぶる作品ではあったと思いますので★5としました。

ゆあ

キャンセル待ち機能が便利

予約枠とは別でキャンセル待ち登録が出来るので当日予約枠を使わずに体験できます。内容は少し重たいテーマでエンタメ的な楽しさは少なめですが、見応えのあるボリュームと技術が使われていました。

rie

これだけは見て

シグネチャーパビリオンはどれを選べばいいかわからないという方は、圧倒的に石黒館がオススメです！

・チケットの取りやすさ

・内容のわかりやすさ

・エンターテイメント性

・万博ならではの非日常感

・メッセージの温かさ

何より、体験したすべてのパビリオンの中でここが今回の万博のテーマを1番上手く体現出来ていると感じました。

AIや科学技術の進歩と、人間が元来より持っているいのちの輝き、どちらもの魅力が詰め込まれていました。

所要時間は1時間ほどで、集団ツアー形式で進行するので時間には余裕を持ってご参加ください。

猫飼いたい

哲学としての機械工学

かねてより注目し続けて来た石黒浩氏のアンドロイド世界、その現時点での集大成を、誰もが身近に考えられるドラマ性を加味して味わう事が出来る。私達がDNAの乗り物に過ぎないのなら、この次世代に向ける熱い思いと慈しみは、肉体と共に消え果てるのか。ヒトガタにそれを乗せて新たな航路を目指す時、それはかつて生きた誰かの思いや慈しみを運ぶ事が出来るのか。多くの人に体験してもらいたい。そして語ろう。

三上早苗

考えさせられる

石黒先生のアンドロイドがいるのかと思っていたので、そこはあれっいない！と思ってしまった。

アンドロイドロボットの動きが滑らかで、とても人間に近づいたと思う。インタラクティブに会話ができるわけではなかった。

いのちの未来というタイトル通り、シアターの内容は、人間の未来の選択を考えさせられた。自分ならばその時どうするだろうか、という思いがしばらく頭を駆け巡った。

Yuuka

哲学的だけど分かりやすい。

テクノロジーと死について考えさせられるようなテーマでした。

でもストーリー形式なので分かりやすかったです。最後におばあちゃんがどのような選択をするのか？

映像は綺麗だけど抽象的でよくわからないパビリオンも多い中、こちらは印象に残りました。

のぶ

行って良かったです。

体験中は1人1台イヤホン付きの端末を首から下げて移動します。イヤホンの付け方が個人的に少し難しかったのですが、端末でイラストが表示されたのでスムーズに装着できました。骨伝導イヤホンなので耳に振動が伝わる感覚があり、初めはびっくりしましたがすぐに慣れました。

イヤホンのおかげで、場所によっては声が聞こえないということが全くなく快適でした。視力の悪い方でもしっかり声が聞こえるので内容が把握しやすいです。

端末の方で、日本語とEnglishが選べたので外国の方も体験しやすいかと思います。館内での案内は、すべてイヤホンからの音声で行われました。

体験中、多くのロボットを目にする機会があり楽しかったです。次の部屋への移動の際も、ロボットの声で案内されるので新鮮でした。

アンドロイドと人間の違いは何か、将来はどういう暮らしが待っているのかを考える良い機会になりました。

あと個人的には、マツコ・デラックスさんのアンドロイドを見ることができたのが嬉しかったです。とても滑らかに動いており、ご本人にそっくりでした。

館内はエレベーターがしっかり完備されていたので車椅子の方でも大丈夫です。また端末で字幕表示もあるようなので、耳の聞こえない方も安心だと感じました。

ぐで